「何か、嫌なニオイがする・・・」
調べてみるとキッチンの排水口だったと言う事は非常によくある話です。
「いつも掃除しているのにどうして?」と思うかもしれませんが、キッチンの排水口のニオイを解消するのは思っている以上に厄介です。
そこで今回はキッチンの臭いをしっかり解消するポイントについてご紹介します。
キッチンのニオイの原因は?
キッチンが臭う原因は大きく4つ考えられます。
キッチンの臭い対策
キッチンの臭いを根絶するには先ほどご紹介した原因を一つずつ改善する必要があります。
では、一つずつ改善法をご紹介して行きましょう。
生ごみのニオイ
まず、出来るだけ三角コーナーを放置しない事、これが一番大切です。
面倒でも、出来るだけ早くビニール袋に入れ、封をして捨ててしまいましょう。
この時注意する事は出来るだけ、水気をしっかりと切る事です。
新聞紙を敷いたビニール袋に入れるととても効果的です。
生ごみを捨てた後の三角コーナーも清潔に保つ必要がありますが、その時に注意する事はたわしなどで擦らない事。
雑菌やカビが周りに飛び散る為にあまり良い方法ではありません。
泡タイプの漂白剤を使い、しばらく放置した後、水で洗い流しましょう。
こうすれば、雑菌やカビが周りに飛び散る事がありません。
油汚れ
油は時間が経つと拭き取りにくく、酸化し、悪臭を放ちます。
出来るだけ早くに綺麗にぬぐい取るようにしましょう。
市販されているキッチンクリーナーを利用するのも良いですが、おすすめはセスキ炭酸ソーダです。
セスキ炭酸ソーダは炭酸ナトリウムと重曹で構成されたアルカリ剤です。
油汚れは酸性の為にアルカリ性のセスキ炭酸ソーダはとても効果的です。
100均でも手に入ります。
レンジフードや魚焼きグリルは大きなポリ袋を使った浸け置き荒いがおすすめです。
ポリ袋にセスキ炭酸ソーダ大さじ1杯を入れ、40度ぐらいのお湯を入れます。
ここにレンジフードや魚焼きグリルを30分ほど浸けます。
汚れが浮かんでくるので、たわしなどで擦り綺麗にします。
排水溝の雑菌やカビ
排水溝の掃除に最も効果的なのがパイプクリーナーです。
パイプクリーナーなら、詰まり予防になるだけではなく、軽微な詰まりの場合は汚れを溶かして、流してくれます。
おすすめのパイプクリーナーはこちら。
専門業者の多くは「ピーピースルー」を使用していますが、これは医薬用外劇薬に指定されているので一般家庭では手に入りません。
そこで家庭用に調整され販売されているのが「ピーピースルーF」です。
家庭用パイプクリーナーなら一番お勧めです。
排水管の汚れ
ここまで実践してもニオイが改善しない場合は排水管の汚れがニオイの原因である可能性が高いです。
この汚れが原因の場合は少し厄介です。
家屋に巡らされた配管のどの部分が原因かが分からないからです。
いずれにしても、排水管の汚れを洗浄しなければ、ニオイを断つ事ができません。
排水管の洗浄方法には7つの方法があります。
詳細はこちらで紹介していますので、良かったらこちらを参考にしてみてください。
それでもニオイが無くならない時は
キッチンの臭いの原因は大きく4つです。
それぞれのニオイ対策をしたにもかかわらず「やっぱり少し臭う・・・」
こんな場合は専門業者に依頼する事を検討しましょう。
専門業者であれば、高圧洗浄機を使い、DIYでは難しい隅々まで綺麗に清掃してくれます。
マンションなどの集合住宅の場合、オーナーや管理組合が年に一度、専門業者による清掃を行う場合が多いです。
ところが、一戸建ての場合は「新築から一度も排水管清掃をしていない」と言うご家庭も少なくありません。
その場合、配管のいたるところに汚れが付着し、それがニオイの原因になっている事が考えられます。
一般的に、排水管清掃の必要頻度は3~5年と言われています。
5年以上、排水管清掃をしていない場合は早急に依頼する事を考える必要があるでしょう。
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