雨どいは普段あまり目にする事がありません。
その為に、その状態があまり良く分からない部分です。
ですが、実は雨どいは家の中でとても重要な物です。
雨どいが壊れると雨水が外壁を流れるようになり、深刻な二次被害、三次被害に繋がる可能性があるからです。
もし、雨どいに異常が見られるようなら、早急に修理するようにしましょう。
雨どいが壊れる原因
雨どいが壊れる原因は大きく5つです。
雨どいの修理に必要な部品
雨どいを修理するには部品や金具の名称を知っておくと便利です。
ほとんどの部品がホームセンターや通販で購入する事が可能なので、場合によってはDIYも可能です。
部品
金具
雨どいの修理方法
故障ポイントのチェック
まず、最初に壊れている部分のチェックを行います。
集水器のチェック
集水器は雨水が集まってくる場所なので、ゴミや落ち葉のほとんどがここに集まります。
その分、負荷もかかりやすく壊れやすい部分です。
ゴミが集まっていれば、綺麗に取り除きます。
しっかりと固定されているか?
触れると壊れるような事はないか?
をチェックし、最後にホースやバケツなどを使い、水が綺麗に流れるかをチェックします。
軒樋、竪樋のチェック
軒樋とは屋根から落ちてきた雨水を受ける部分で横になっている樋の事です。
竪樋とは集水器で集めた雨水を下に流す縦の樋の事です。
まず、ゴミなどを綺麗に綺麗に取り除きます。
その後、金具が緩んでいないか?
触れると壊れるような事が無いか?
をチェックします。
触れて壊れるようでは経年劣化による寿命なので全体を交換する必要があります。
修理方法の確認
必要であれば、補修や交換を施していきます。
部分補修:小さなひび割れや穴、継手の緩みや外れなど
部品交換:部品が割れていたり、欠けていたりする。金具が緩んでいたり、割れていたりする
全体交換:劣化による故障が複数ヶ所ある。耐用年数が20年を過ぎている
部分補修の場合は雨樋専用のコーキング剤、接着剤、テープなどを使い、雨水が漏れないように修理していきます。
部品交換が必要な場合は、新しい部品を購入し、交換していきます。
全体交換の場合は全ての部品を撤去し、新しい部品を取り付けていきます。
雨どいの修理はdiy出来る?
さて、雨どいをDIYで修理する場合ですが。
結論から言うと、修理する事は可能です。
ただ、基本的に高所での作業となりますから、非常に危険な作業と言えます。
万が一、作業中に落下するような事があれば、大袈裟でなく命に係わる大事故となります。
その為に、作業は必ず二人以上で行う必要がありますし、安全第一を考えなければいけません。
手間と時間、そしてリスクを考えると、雨どいのDIYは得策ではないと言えるでしょう。
おすすめは専門業者に依頼する事です。
雨どいの修理にかかる費用は?
雨樋の修理にかかる費用は状態によって大きく変わるので、1万円~50,60万円とかなり開きがあります。
修理方法の相場をご紹介しますので、参考にしてみてください。
雨どいの修理に火災保険が利く?
実は雨どいの修理には火災保険が適用できる場合があります。
と言うのは火災保険の補償範囲には風災、ひょう災、雪災が含まれている物があるからです。
この場合、雨どいの不具合が風、ひょう、雪が原因と認められると火災保険が適用できます。
修理の本契約をする前に、修理業者に相談してみると良いでしょう。
雨どいの修理はどこに頼む?
いざ雨どいの修理を頼もうと思っても、案外「どこに頼めば良いか分からない」物です。
雨樋は家を建築する時には建築板金業という業種が担当するので、ここに依頼すれば間違いがありません。
ただ、最近は家のメンテナンスを専門にしている業者に依頼する方が安価で丁寧に修理してもらえます。
おすすめの専門業者
イエコマ
雨樋の修理はもちろんですが、外壁、屋根の修理などにも対応してくれる家全体の修繕を行う施工のプロです。
雨樋の修理などのサービスは現地での見積もりで大幅に金額がアップする事がしばしばあります。
ですが、イエコマでは基本的に完全固定の金額で行ってくれるのでとても安心です。
くらしのマーケット
全国から人気の専門業者が検索できるサービスです。
料金や口コミなどを簡単に調べる事が出来るので、たいへん便利です。
ただ、「くらしのマーケット」が大人気なのはそれだけではありません。
実は下記の二点がとても注目されています。
1.登録されているのは厳正な審査を受け、認定された業者のみ
2.万が一、依頼した業者とトラブルがあった場合、最大で10万円の保証がついている
雨樋の修理などはそれほど頻繁に行う物ではなく、馴染みの業者さんがいない場合がほとんどです。
そのために、依頼する業者さん選びは、とても不安な物です。
その点、ここでご紹介した二つはとても信頼できる業者さんです。
依頼業者に心当たりが無い場合は一度チェックしてみると良いと思います。
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